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JSCA東京実務者研修「技術講座」竹内徹 先生 「第4回 グリッドシェル・テンション構造のデザインと応答制御」 報告

JSCA東京実務者研修「技術講座」
竹内徹 先生 「第4回 グリッドシェル・テンション構造のデザインと応答制御」 報告

         関東甲信越支部 JSCA東京 研修委員会

JSCA東京 会員の皆様
 去る、2018年8月2日、JSCA東京、ASDO共催の実務者研修会「グリッドシェル・テンション構造のデザインと応答制御」を、日本大学理工学部駿河台校舎1号館121会議室にて開催しましたので報告致します。
 東京工業大学教授、竹内徹先生を講師にお迎えした全4回に亘る講演の最終回となります。
 講演では、ラチスシェルの座屈解析において、微小変形を無視した「線形解析」の結果が、エネルギー法などで求めることができる正しい座屈荷重の値と比較して数倍の過大評価となることを、簡単な例題を用いてわかりやすく解説頂きました。これは、変形やひずみの影響によって逐次変化していく架構の剛性(幾何剛性)を線形解析では考慮できていないためであり、「幾何剛性」を正確に把握し、見誤らないことがグリッドシェル構造の設計において非常に重要であることが述べられました。また、「幾何剛性」を味方につけ利用することで、ガラスをテンション材で支持する工法において、魔法のように軽快で優れた空間を実現できることも併せて紹介頂きました。本シリーズの講演は今回が最終回となりましたが、毎回100名に近い参加者に熱心にご聴講を頂いておりました。
 次回シリーズは、東京工芸大学の田村幸雄先生をお招きし、耐風設計に関する講演を10月から順次開催の予定です。会員の方々におかれましては、奮ってご参加いただければと思います。

プログラム :趣旨説明 金田勝徳 氏 (構造計画プラス・ワン)
       講演   竹内徹 先生 (東京工業大学教授)

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一般社団法人 日本建築構造技術者協会 関東甲信越支部 JSCA東京
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