JSCA東京実務者研修「技術講座」 シリーズ「風を考える」(第1回 建築物の設計で考慮すべき風現象と耐風設計の基本事項)

JSCA東京実務者研修「技術講座」
シリーズ「風を考える」
第1回 建築物の設計で考慮すべき風現象と耐風設計の基本事項

講師:東京工芸大学名誉教授 田村幸雄先生

共催 日本建築構造技術者協会 JSCA東京(JSCA) 
   東京構造設計事務所協会(ASDO) 

 皆様におかれましては、ますますお元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 日頃より、ASDO・JSCA共催の技術研修会に熱心にご参加頂きありがとうございます。お陰をもちまして、前回までに東京工業大学竹内徹先生を講師にお招きしてのシリーズ「エネルギー吸収部材を用いた構造のデザインの可能性」が、盛況裏に無事終了いたしました。
 引き続き今回からは東京工芸大学名誉教授の田村幸雄先生によるシリーズ「風を考える」の第1回を下記の通り開催いたします。ご存知の様に田村先生は風と建築物との関係の研究を40年以上に渡って続けておられ、その多大なご功績は、数々の世界的な賞の受賞歴と現在の中国での目覚ましいご活躍からも、容易に想像ができます。
 一般的に構造計算上は地震力による水平力に比べて風荷重が小さくなるため、ともすればあまり意識せず、構造設計者の風に対する知識は限れらています。しかし風による被災の状況は様々で、都市の安全性を脅かすこともしばしばです。また木造をはじめとした構造物の軽量化が進み、塔状比の大きな建築物も多くなってきている近年では、風の問題をこれまでの様に安易に考えることは許されません。
 そこで田村先生には大変お忙し中にもかかわらず、全4回に渡って貴重なご講演を頂く予定です。皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
 
田村幸雄先生よりのメッセージ
第1回の講義では,以下の6項目について,紹介する。
(1)台風,竜巻,ダウンバースト,カタバ風など,構造物に被害をもたらす種々の風事象
(2)風圧力分布と風被害の関係,最近の金属屋根や膜屋根の被害,飛来物対策の重要性と被害の連鎖,内圧変化の影響,地形の影響など,風災害の現状と特徴
(3)バフェティング,渦励振,オバリング,ギャロピング,捩れフラッタなど,構造物の風による振動現象
(4)平均風速,瞬間風速,乱れの強さ,乱れのスケール,変動風速スペクトル,ガストファクター,ピークファクターなど,強風の性質
(5)大気境界層内での風速鉛直分布と地表面粗度
(6)再現期間,風向係数など設計風速関連事項
 
テーマ:シリーズ第1回「建築物の設計で考慮すべき風現象と耐風設計の基本事項」
日 時:2018年10月9日(火) 18:00~20:00(受付は17:30より)
場 所:日大理工学部駿河台校舎1号館 6階 CSTホール
 (詳細はこちらから→ [ https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/ ] )
定員:150名
プログラム: 司会 市村隆幸(㈱親交設計)         
18:00~18:05 趣旨説明 金田勝徳(㈱構造計画プラス・ワン)
18:05~19:35 講演 東京工芸大学名誉教授 田村幸雄先生
19:35~20:00 質疑応答
資料代:JSCA会員/1,500円、非会員/2,000円
    学生/500円 
 
申込方法
・申込期間:2018年9月28日(金)まで(定員になり次第締切)
・会費納入方法:当日受付にてお支払いください。※なるべくお釣りのないようにお願いいたします。
・参加票:開催日の一週間前を目途にE-mailにて配信いたします。
申込先:一般社団法人日本建築構造技術者協会 JSCA東京 までE-mailまたはFAXにてお申し込み願います。
E-mail jsca-tyo@jsca.or.jp
FAX 03-3262-8486

会員種別:JSCA会員・非会員・学生
フリガナ: 
参加者名: 
JSCA会員番号: 
勤務先又は学校名: 
連絡先TEL:
   FAX:
   E-mail:
※E-mailでお申し込みの場合は、件名に 「建築物の設計で考慮すべき風現象と耐風設計の基本事項」申込み と明記して下さい。
 
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