JSCA東京実務者研修「技術講座」
シリーズ「構造のデザインと応答制御」
第1回 外郭構造のデザインと応答制御
講師:東京工業大学 竹内徹 先生
共催 日本建築構造技術者協会 JSCA東京(JSCA)
東京構造設計事務所協会(ASDO)
皆様 ますますお元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。
近年建築物における形態の多様化、用途の複合化がますます高まっています。それに伴い構造設計には、複雑な構造設計への対応ばかりか、より合理的で経済的で、安全性はもとより耐久性にも優れ、そして美しく等々、多くの要件が付加されています。こうしたことを破綻なく実現するために、構造設計者は、設計に工夫と創意を盛り込みながら新たな挑戦をする必要に迫られています。
この新たな挑戦と発見は設計者にとって魅力的であり、ここにこそ仕事のやりがいがあるとも言えます。しかし、そこには常に見落としてはならない落とし穴が待ち受けていることにも、十分留意することを忘れるわけにはいきません。
そこで、今回から4回シリーズの予定で、こうした分野に造詣の深い東工大の竹内徹先生に、様々な構造システムにおける留意点や安全性向上の方策などについてお話をして頂くことになりました。当日は竹内先生からのメッセージの最後の部分に挙げられている「教科書」をお持ち頂かなくても、先生から講義内容に沿った資料をご用意頂く予定です。皆様の積極的なご参加を待ちしております。
記
「竹内徹先生よりのメッセージ」
耐震要素を建物外周に配置する外郭構造は、耐震要素を効率的に効かせることができ、内部空間の自由度を高め建築計画上の耐用期間を延ばすことができる。その一方で、耐震要素を建物ファサードと一体化して考え、建築家との協働を通じた統合的デザインが必要となる。さらに外周架構にエネルギー吸収部材を配することで、より効率的に高度な耐震性能が確保できる。第1回では様々な外郭構造の計画事例を紹介するとともに、エネルギー吸収部材の最適設計法および簡便な応答評価手法について概説する。
参考教科書/日本建築学会関東支部:-学びやすい構造設計-免震・制振構造の設計
*購入は下記サイトより------※当研修会に必須ではありません。
[ http://kanto.aij.or.jp/store-list ]
なお第2回以降のテーマは下記を予定している
第2回:心棒構造のデザインと応答制御
第3回:ラチスシェル屋根構造のデザインと応答制御
第4回:テンション・トラス構造のデザインと応答制御
テーマ:外郭構造のデザインと応答制御
日時 : 2017年10月24日 (火) 受付:17:30より
場所 :研修会 日大理工学部駿河台校舎1号館 2階 121会議室
プログラム: 司会 市村隆幸(㈱親交設計)
18:00~18:05 趣旨説明 金田勝徳(㈱構造計画プラス・ワン)
18:05~19:35 講演 東京工業大学教授 竹内徹先生
19:35~20:00 質疑応答
会 費 : 会 員/¥1,500 非会員(一般)/¥2,000 学生会員・一般学生/¥500
定 員 : 100名
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申 込 方 法
1. 申 込 期 間 :2017年10月23日(月)まで(定員になり次第締切)
2. 会費納入方法 :当日受付にてお支払いください。
※なるべくお釣りのないようにお願いいたします。
3. 参 加 票 :順次Eメールにて配信いたします。
申込先 :一般社団法人日本建築構造技術者協会 関東甲信越支部
メールまたはFAXにてお申し込み願います。
E-mail jsca-tyo@jsca.or.jp FAX 03-3262-8486
JSCA会員 ・ 非会員 ・ 学生会員/一般学生
フリガナ:
参加者名: JSCA会員番号:
勤務先または学校名:
連絡先TEL: FAX:
E-mail:
※メールでお申し込みの場合は、件名に「第1回 外郭構造のデザインと応答制御」申込み と明記して下さい。
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